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YAMAGUCHIYA Story of Tea

緑茶を淹れるコツ

よく「フタをして1分待つ」などと聞きますが、熱いお茶が好きな方はその限りではありません。玉露など60℃くらいで淹れる時はしっかり待ちましょう。煎茶は80℃くらいまでが適温玄米茶は90℃まで、ほうじ茶は熱湯でさっと出しましょう。ぬるくても熱くても慌てないように。
当社の友白髪は熱めのお湯でも美味しいと言って頂いております。渋味が苦手な方は、湯飲みに一度お湯を入れてから、急須に注ぎましょう。他の器に移すことで10℃下がると言われています。
また、急須にいれたお茶は、最後の一滴まで湯飲みに注ぐのもおいしく淹れるコツです。特に2杯目を飲む時には、この最後の1滴まで注ぐかどうかで大きく味が変わります。

お茶と水

お茶はおいしい水でいれてこそ、その味が引き立ちます。いれたお茶の99.6%は水ですから、水しだいでお茶の味も変わってきます。
お茶と相性がいいのは、硬度30〜80程度の軟水です。日本の水道水はこれにあてはまりますが、問題なのはカルキ(塩素)臭です。カルキのにおいはお茶の風味を損ねてしまいますので、水道水は必ず沸騰させて(3〜5分)カルキ臭を飛ばしましょう。沸騰させない場合は水を汲み置きしておきます。4〜5時間もたてばカルキは消えます。また、最近では、浄水器の人気も高まっています。蛇口につけるものや、ポット型のものなど、いろいろなタイプがありますが、この場合でも、2、3回水を沸騰させてから使うほうがよいでしょう。

お茶の成分

お茶はおいしいだけでなく、様々な成分が含まれています。お茶の働きを知るとおいしさも増すかも。

●カテキン
緑茶成分を代表するカテキンはガンや成人病予防に効果があり、その他、抗菌、抗ウイルス作用があるため、食中毒や風邪の予防に有効です。

●カフェイン
カフェインには疲労や食欲不振を改善するのに役立ちます。

●フッ素
お茶に含まれるフッ素は歯の表面を強くし、虫歯の予防効果があります。

●フラボノイド・ミネラル
フラボノイドは口臭予防、ミネラルは新陳代謝を活発にします。

●ビタミンB1・ビタミンB2
B1は当分をエネルギーに変えます。B2は成長を活発にします。